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夜尿のつづき

2017-10-31
10月31日(火)
 
前回の夜尿のつづきです。
 
夜尿症は
いろいろなタイプが
ありますが、

大きく分けて
1)夜間の尿量が多い
(夜間に尿が濃縮されない)
 
2)膀胱の容量が少ない
(貯める力が弱い)

にわけられます。
 
1)夜間の尿量が
どれくらいあるかを
評価するためには

寝るときに
オムツをして
その前後の
重量(夜尿量)
+起きたときの
最初の排尿量を
計算します。
 
おおまかには

小学1~3年で
200ml以下

4年生以上で250ml以下

であれば夜間の
尿量は多すぎないと
判断できます。
 
2)一方で膀胱の容量は
我慢尿量といって

日中に最大限我慢して
排尿した量を
計測します。

小学1年で150ml以上
2年で200ml以上
3年以上で250ml以上
あれば問題ないでしょう。
 
これらの記録を
もって受診していただくと

夜尿のタイプ
とともに治療方針
をきめていくのに
役立つでしょう。

Dr久保田
 
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