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病棟のご案内

2階 回復期リハビリ病棟

回復期リハビリテーション病棟とは、脳血管疾患や大腿骨頚部骨折などにより、最も回復が期待できる時期に必要とされるリハビリテーション医療を集中的に提供し、寝たきり防止と家庭復帰を目的とした病棟です。専門リハビリスタッフによる機能訓練に加え、病棟内での日常生活動作(移動、食事、排泄、入浴、更衣など)の訓練も重視し、生活機能の向上を目標としています。
この病棟では、病名と、病気・怪我を発症してから入院するまでの期間が決められています。

入院の対象となる疾患は

  1. 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後若しくは手術後の状態、又は義肢装着訓練を要する状態(発症後又は手術後二か月以内)
  2. 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態(発症後又は手術後二か月以内)
  3. 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態
    (手術後又は発症後二か月以内)
  4. 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態(損傷後一か月以内)
  5. 股関節又は膝関節の置換術後の状態(損傷後一か月以内)
 
病床数は60床で、個室~4人室がありますが、患者様の状態に合わせて決めさせていただいています

3階 一般病棟・地域包括ケア病床

 内科・整形外科周手術期を含む急性期と地域包括病床がある病棟です。
 一般病棟とは、急性期疾患の患者様や、慢性疾患が悪化した患者様などに対する治療を行う病棟です。病床数は急性期が37床です。個室~4人室がありますが、患者様の状態や治療上の必要性に合わせて決めさせていただいています。
 また急性期治療後の在宅復帰に向けた医療や支援を行うため地域包括ケア病床が9床あります。

4階 地域包括ケア病棟・緩和ケア病床

1)地域包括ケア病床とは?

「地域包括ケア病棟」とは、急性期治療を終えて、すぐに在宅や施設等へ移ることに不安があり、もう少しの入院治療で改善が見込まれる患者様や、在宅や施設への復帰に向けた治療・支援を目的とした病棟です。また、看取りを中心とした緩和ケア病床も併せ持っており最期の時間をどのように過ごして頂くか患者様とご家族と共に考えながら、苦痛緩和に努めています。
当院では「地域包括ケア病棟(4病棟:45床)」を開設し、患者様の状態に合わせ、最適な治療と、在宅復帰に向けた退院支援、退院後のケアについて主治医、看護師、リハビリスタッフ、ソーシャルワーカー等が協力して在宅支援を行ない、在宅復帰を目指す病棟です。
http://www.dohoku-kinikyo.or.jp/files/libs/148/201612071640516489.JPG
 

2)どんな場合に入院するのですか?

・在宅あるいは介護施設に復帰予定の方で、主に次のような患者さまが対象です。
『経過観察が必要な方』
・当院にてもう少し経過観察が必要になる方
・在宅復帰へ向けて積極的なリハビリテ-ションが必要な方

『在宅復帰へ環境整備が必要な方』
・日常生活に不安を感じ、様子をみながらご自宅へ帰る準備が必要な方
 

3)入院期間は?

 「地域包括ケア病棟」に入ってから、病状等により変動いたしますが、最長60日以内での退院となります。

・「地域包括ケア病棟」への転棟にあたっては、主治医が判断し、患者様やご家族の方へご説明・ご提案をさせていただき
ます。ご了解いただいた場合、地域包括ケア病棟へ移動していただきます。
※ 病状の変化のため主治医が判断すれば、急性期病棟にお部屋を変更いただく場合がございます。
 

4)入院費について

・地域包括ケア病棟に入院された場合、入院費の計算方法が通常と異なり「地域包括ケア入院料1」を算定します。(一部を除く投薬・注射・簡単な処置・検査・画像診断・リハビリ・医学管理料などの費用が含まれます)包括制となりますが、年齢や保険の種類などにより、食費・居住費のご負担金は異なりますので、詳しくは医事課までお尋ねくだ
さい。

緩和ケア病床

入院の対象となる方は、がんの終末期の方などで、ご本人やご家族が緩和ケアを望んでいる方を対象としています。
入院環境は病状に合わせて、2人部屋や4人部屋、また個室の対応をさせていただきます。そして今まで通り、どのような場合でも「差額ベッド料」はいただきません。
経済的にお困りの方は、無料低額診療制度による医療費の減免についても、ご相談に応じます。
外来では火曜日午前に「緩和ケア外来」を行っています。
病気の事、緩和ケアの事でお悩みになっている事、わからない事など、お気軽にご相談下さい。
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