リハビリテーションとは・・・
リハビリテーションは病気や怪我、高齢による障害などによって体を動かせなくなった方を対象に様々な訓練・介入を実施し健康状態を取り戻すことです。
状態に応じて作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚療法士(ST)の3職種が相互に連携して治療にあたります。
施設基準等
1)脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
2) 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
3)運動器リハビリテーション料 (Ⅰ)
4)呼吸器リハビリテーション料 (Ⅰ)
5)がんのリハビリテーション
○回復期リハビリテーション病棟 入院基本料1(60床) ※365日リハビリ実施
○地域包括ケア病床(9床)
(2024年4月現在)
スタッフ数
作業療法士(OT)19名 (女性7名 :男性12名 )
理学療法士(PT)32名 (女性13名 :男性19名)
言語聴覚士(ST)6名 (女性3名 :男性3名)
助手 2名
システム管理 1名
訪問リハビリ 4名(※病院兼務)
全60名 (2024年4月現在)
医療機器
関節可動域練習機器:膝関節用CPM
筋力強化練習機器:重錘、鉄アレイ、セラバンド、 歩行練習機器:平行棒、歩行器、松葉杖、短下肢装具、ロフストランド杖、四点杖、T字杖
基本動作練習機器:プラットフォーム5台
起立練習器具:起立台、チルトテーブル
運動持久力練習機器:自転車エルゴメーター
姿勢保持練習機器:セラボール
評価機器:筋力計(ミュータスF-1)
低周波治療器:IVES
物理療法機器:頚椎・腰椎牽引器、キセノン、低周波治療器、ホットパック(温熱療法) 、過流浴、マグトロンなど
リハビリの特徴
当院でのリハビリテーションは脳血管障害や整形疾患・外科系疾患・廃用症候群により機能低下した方々に対し、身体機能面・高次脳機能面・心理面や日常生活活動面・社会復帰に向けたリハビリを実施しています。
今後の生活においての問題を様々な面から評価し、治療を行っていきます。
急性期・回復期のリハビリとして身体機能面や高次脳機能面の回復に向けた機能訓練、食事や排泄などの身辺自立を目指した日常生活動作訓練、そして家事などの生活関連動作訓練などで機能回復を目指します。
また、在宅復帰に向けて本人やその家族の方々が生活しやすいように助言や指導を行い、家屋改造の検討なども行います。
2階 リハビリテーション室
ADL室
リハビリテーション部
●一条通病院 (PT32名、OT19名、ST6名、助手2名、システム管理1名)60名
●訪問リハビリテーション(PT3名、OT2名)
●老人保健施設 かたくりの郷 (PT4名、OT2名)
●訪問看護ステーションぬくもりポート 訪問リハビリ(PT1名、OT2名)
●おおまち デイサービス PT1名 全70名
道北勤医協のリハビリテーション部では主に急性期から回復期のリハビリテーションを担っており、予期せぬご病気などにより今までどおりの生活を送ることが困難となった患者さんの一刻も早い回復・在宅復帰を目指して日々、取り組んでおります。
当法人のリハビリテーション部に所属している技士は全部でPT38名、OT23名、ST6名、他3名の70名となっており、一人の患者様に対して重点的なリハビリテーションを提供できる体制となっております。
法人全体では、老人保健施設や訪問看護ステーションも有しているため、維持期・生活期のリハビリテーションも継続して実施できる体制です。