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「もの忘れ外来」を受診したAさん親子の心温まるお話

もの忘れ外来~笑顔から感じたこと~

 

2022年6月から開設した「もの忘れ外来」少しずつ地域の方や市内の医療関係者にも認知され、気軽にもの忘れ外来を受診してくれています。

ある日、もの忘れ外来を受診していたAさん親子に話を聞くことができました。

 

79歳のAさんは一人で暮らしています。心臓のバイパスの手術後、もの忘れが進み意欲が低下していました。不安でいたとき、もの忘れ外来を新聞で知り、Aさん本人が予約しました。

 初回受診時に不安なこと、生活背景、どう暮らしたいかを聞き取り介護保険申請を勧め、早急に居宅、デイサービス、訪問看護につながることができました。

 毎日様子を見ている息子さんは「デイサービスに通うようになり、生活にメリハリができ、活き活きと生活するようになりました。感謝しています。」と。本人は息子さんに「本当に優しい息子で毎日来てくれるの。ありがたい。」と感謝を伝えていました。笑顔で息子さんに感謝を伝えている姿に歓喜に包まれました。

感謝の言葉は人を笑顔にします。私たち職員も周囲の人への感謝の気持ちを忘れないように心がけます。

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