戦後、医療に恵まれない人々の要求にこたえようと、地域住民と医療従事者が手をたずさえ、民主的な医療機関が各地につくられました。全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)は、これらの連合会として1953年に結成されました。道北勤医協も開設時から加盟しています。
以後、半世紀以上にわたって地域の人々にささえられ、身近な医療機関として活動しています。私たちはいつの時代でも「いのちは平等である」との考えがあり、無差別平等の医療を掲げ、患者さん、地域住民との共同の営みとして医療活動をすすめています。その理念の基、私たちの誇りは開設以来「差額ベッド料」を頂いておりません。また、お金が無くても医療が受けられるようにと、一条通病院とクリニックでは社会福祉法の認可を受けて「無料低額診療」を行っています。
今日も、地域の方々と一緒に、保健・医療・福祉の総合的な活動通じて、いつでも、誰でも、どこでも、安心してよい医療と介護を受けられる取り組みを進めています。