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くる病 ビタミンD欠乏症

2017-06-27
6月27日(火)


先週末は保育園の行事が
予定されてるところも
あったと思うのですが、
週末になると
天気がわるいというのは
がっかりですね。
私も気分が
上がらないのでした。

前回のつづきです

秋から冬に生まれ
る赤ちゃんは
わずかですが
アトピーに
なりやすいという話。

そしてもうひとつ
この季節の赤ちゃんで
気にかけないと
いけないことは…

冬になると
雪の多い北海道では
赤ちゃんを外に
つれだすことが
極端に少なくなります。

そこで北国ならでは
の注意点があるのです。

赤ちゃんのビタミンD欠乏です。
ビタミンDは食物(卵黄・魚・キノコ・)
などに含まれていて
体内に取り込まれ、
骨をつくるための
必要なビタミンです。

ビタミンDは日光にあたる
と皮膚においても
つくられます。
そもそもが成人(とくに女性)
において潜在的に
欠乏状態なのです。

紫外線に対しての
過度な対策・過度な
ダイエットにより
母体のビタミンDレベルは
とても低いのです。
赤ちゃんにこれらの条件、
すなわち、

母乳のビタミンDレベルが
低いこと、
日光浴の不足・
離乳食の問題
(母乳のみ・卵・魚などを食べない)

などが重なると
ビタミンD欠乏に
ともなう「くる病」

という骨の病気が発症します。

北日本の雪の多い地域は
今でもこの病気が
とても多くて、
西日本の先生方から
驚かれるのです。

実際には
魚・卵アレルギーなどもあり、
うまく離乳食が
進まないこともあります。

そんな場合、
ビタミンDの
サプリメントが
近年やっと
販売されるように
なりました。

ビタミンD欠乏症
という病気を
発症してから
保険で薬を使うのではなく、

潜在的にリスクの
高い子に予防的に
使えるように長い間、
内分泌関連の
小児科の先生方が
働きかけて
販売されるようになったのが

Baby D(ベビー ディー) 
(森下仁丹株式会社)
http://jintan.jp/bbd  です。

http://www.dohoku-kinikyo.or.jp/files/libs/458/201706271025262920.jpg
クリックで拡大します

ちょっと昭和っぽい箱
が微笑ましいです(笑)。

でも根拠のない
いいかげんなサプリが
ちまたにはあふれていますが
これは本当に
医学的根拠のある
ものですのでお勧めです。

(今詳しく言うと
忘れてしまいますので
冬になったらまた
紹介します)



Dr 久保田
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