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インフルエンザワクチン騒ぎ

2017-12-12
12月12日(火)
 
こんにちは。

診療圏でも
ぽつらぽつらと
インフルエンザが
ではじめてきました。
 
今年は
インフルエンザワクチンには
本当に困らされました

(というか
インフルエンザに限らず、
日本脳炎もB型肝炎も、
そしていまだに
MRワクチンも不足・・)
 
どうにかならないんでしょうかね。

患者さんも
現場もまったくとほほです。
 
今年は製造の途中で
不具合が起きて・・・
製造をやり直したため・・
納入の時期や量に
制限が重なり・・・
小出しに1-2週おきに
数十本ずつ
出荷・納入せざるをえない
形となり・・
と言われていますが・・。

私はワクチンの製造に
かかわるこれらの
出来事は今年だけでなく
今後も続くと思っています。

なぜなら在庫
(未出荷・売れ残り・返品など)
を極限に減らすのが

メーカーにとっては
商業的には正しく
利益があがるからです
(決して利用者のため
ではありませんが)。
 
つまり多少
供給不足気味に
するほうが

メーカーの商売としては
都合がいいのです。

ですからそれに
対応するためには、
利用者は面倒であっても
予約して個人確保を
するしか
手立てがないのです。
 
来年も必ず似たような
トラブルがあるでしょう。

ですから来年以降は
インフルエンザワクチンは
さらに予約を主として
実施したいと考えています。

皆さんの迷惑に
ならないように
どういう形での
予約がいいのかは
研究してみたいと思います。

予約をすることで
早めからの計画的な
接種でいつ流行するか
わからないその前に

2回接種を終了することも
可能になりますので。
 
(もちろん余裕があれば
来院時にも
随時接種という対応は
とりたいとは思っていますが。)

よろしくご理解ください。
 
Dr 久保田
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