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溶連菌感染症

【写真説明】
溶連菌:こまかなザラザラとした発疹が体を中心にときに四肢まででます。
Sand paper様(紙やすりで削ったような)と表現される細かな赤い発疹が密にでることが発疹の特徴です。


≪溶連菌感染症とは≫

溶血性連鎖球菌という細菌が、のどから侵入して発症します。潜伏期間は2~5日です。
症状は、のどの痛みです。熱・頭痛・腹痛・嘔吐をともなうこともあるます。舌が赤く苺のようになることもあります。単なる上気道炎(風邪)ですむこともあります。発疹が出てくるとよく、『猩紅熱(しょうこうねつ)』とよばれます。発疹は首、胸から始まり24時間以内には全身に広がります。

≪治療≫
溶連菌を殺す目的と合併症(急性腎炎、まれにリウマチ熱)を防ぐために抗生剤を、5~10日間服用します。合併症がおきていないかを確認するために、約2~3週間後に尿検査を受けましょう。

≪家庭で気をつけること≫
 ①家族にもうつる
熱の出る前日から5~6日間は感染します。
抗生物質を飲み始めて24時間で感染しなくなります。
 
 ②食べ物
制限はありません。のどの痛い時は、熱いものや辛いもの、すっぱいものは避けましょう

 ③入浴
 熱がなければかまいません。
 
 ④登園・登校
抗生物質を飲みはじめてから24時間以上たったのならば、
他の子にはうつりませんので登園可です。

≪もう1度受診した方が良い時≫
  • 抗生物質を飲みはじめて2日以上たっても熱が下がらないのとき。
  • のどの痛みが強くて水分も取れないとき。


道北勤医協一条通病院 小児科

発疹の出る病気シリーズ

  http://www.dohoku-kinikyo.or.jp/files/libs/640/201801311533432983.gif
 
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