診療のご案内 | |
毎週 月・火・水曜日 午後2時から午後4時
こども便秘外来は「予約制」です。
小児科のWeb予約システムで予約することができます。
下記のリンクか、QRコードから登録・予約してください。
パソコンやスマートフォンがご利用できない方は事前に病院受付にご相談ください。
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※初診時は問診票の記入等がございますので、予約時間の15分前にお越しくださいますよう、ご協力をお願いいたします。(問診票はこちらから閲覧・印刷できます)
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便秘症は、大人だけでなく、子どもさんにもとても多い病気です。
こどもによっては、便秘により便がなかなかでなく、お腹が張ってきたり、便が出る時に肛門がいたかったりして辛い思いをし、ときには食欲がなくなり、体重が減ってきたり、さらには登校できなくなってしまうことも少なくありません。
この様に、こどもの便秘症は十分な治療が行われないと、どんどんと悪化してしまうことがある病気ですが、一方で正しく診断・治療をすれば比較的すみやかに克服できる病気でもあるのです。
こんな時は便がたまっている可能性があります。
便が出ないときには、たまっている便を出してあげる必要があります。
早めに医師に相談しましょう。
治療のはじめは、 貯まっている便(宿便)を一度出し切ることです。
大人では摘便といって肛門から便を掻き出したり、浣腸を使うことが一般的ですが、 こどもにとってこれらの方法はお腹や肛門が痛い上に強い恐怖感を感じて、 診療拒否となってしまうことがあります。
こどもの場合は、なるべく痛みや恐怖感を感じさせずに生理食塩水を用いた洗腸をしたり、オリーブオイルを肛門から注入して便を溶かすなど痛みを少しでも軽減する工夫をします。
便を出し切ってからの治療は、正しい生活・排便習慣をつける、食事の内容や食べ方を工夫する、便を軟らかくしたり腸の動きを改善させる薬を用いることになります。