日本:脳卒中と喫煙リスク
【タバコ白書p220】病型によって脳卒中リスクは異なる傾向もみられる。前述の併合データを用いて算出した脳出血,くも膜下出血,脳梗塞の非喫煙者に対する現在喫煙者の相対死亡リスクは,男性でそれぞれ1.27 (95%信頼区間 1.00-1.62),2.39 (95%信頼区間 1.53-3.73),1.15 (95%信頼区間 0.96-1.39),女性ではそれぞれ1.87 (95%信頼区間1.34-2.60),2.93 (95%信頼区間 2.15-3.98),1.33 (95%信頼区間 0.99-1.81)と,特にくも膜下出血との関連が強かった22) |
当てはまる項目が多いほどニコチン依存症の可能性が高くなります |
□禁煙や節煙にチャレンジしたがイライラ、集中力低下、ゆううつなどのために失敗したことがある □タバコが吸えないような仕事や付き合いを断る □病気の時も吸ってしまう □タバコのために自分の健康に問題が出ているとわかっていても吸ってしまう □喫煙するとかえってイライラし、気持ちが落ち込むにもかかわらず禁煙できない |
Q.平成28年4月の改定により、高校生などの未成年者への投与についてもニコチン依存症管理料の算定が可能と考えて良いか?
A.依存状態などを医学的に判断し、本人の禁煙の意志を確認するとともに、家族などと相談の上算定することとなる。 (出典:日本医師会作成平成28年度診療報酬改定Q&A(その1)4ページ(2016/3/5版)※厚生労働省確認済み) 注:以前からニコチン依存症管理料算定に未成年は除外などの年齢制限はなかったが、喫煙本数×年数の制限があったため、実質的に未成年者や若年喫煙者などの多くが適用外になっていた。 |
■説明・根拠資料
電子タバコに関するWHO報告書(2016 8):
http://www.jstc.or.jp/modules/information/index.php?content_id=74
サードハンドスモーキング:
http://yahoo.jp/box/alcSGd
スライド81枚目以降参照
タバコと経済