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食物アレルギー患者における重篤な誘発症状調査
2017-11-21
11月21日(火)
 
こんにちは。
とうとう雪景色です。
 
そろそろマスコミにも
取り上げられたようですが、
食物アレルギーの経口免疫療法中の重篤な事象
が報告されました。
 
神奈川のアレルギー診療の
基幹施設で管理されていた
牛乳アレルギーのお子さんが
 
自宅で規定量を摂取して
重篤なアナフィラキシーが
おこり
後遺症が残ったようです。
 
重症児に急速法という
入院下でおこなう
 
増量期治療のあとの
自宅での維持期の
摂取で重篤な症状
があったようです。

これを機に
小児アレルギー学会が
他の施設でも同様の
症例がないかを調査して
報告されました。
 
全国の
経口負荷試験実施施設286施設
からの回答で
 
重症食物アレルギー児
においては
重篤なアレルギー症状
(集中治療を要した例・後遺症例)の
報告は18例。
 
誤食での症状誘発(44%: 8/18例)
 
食物経口負荷試験でも(27.8%:5/18例)、
 
経口免疫療法関係
(入院管理下試行中・フォロー中・終了後)で
(22.2%: 4/18例)
 
とのことです。
 
食物別では牛乳が
卵・小麦よりも多い傾向です。
 
学会からは経口負荷試験は
症状誘発リスクの
十分な説明と
対応の準備ができるよう、
 
また経口免疫療法は
標準治療としては推奨せず、
 
熟知した専門医が
慎重におこなうべきもの
であることが再度強調されました。

Dr 久保田
 
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