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禁煙外来

最後まで禁煙プログラムにそって受診できる方が対象になります。中断された場合、禁煙治療について、「1年間医療保険の対象外」と決められています。
ご希望される方は、受付事務までご相談下さい。
松崎医師は一条クリニックでも診察しています。

健康を灰にしますか?

■肺がん死の7割はタバコが原因!

心臓病死の4割近く、肺がん死の7割は喫煙が原因と判明しています。タバコに含まれるタールなどの有害物質は、だ液から血液に溶け込んで全身をめぐり、あらゆる部位のがん発生率を高めるほか、慢性の呼吸器病も多発させます。まさにタバコは万病のもと。
1本吸うたびに、あなたの健康寿命は確実に縮んでいます。

■周りの人の健康のためにも!

タバコによる健康被害は煙を間接的に吸わされる家族や周りの人にも及びます。こうした受動喫煙防止を義務づけた「健康増進法」が施行(2003年5月)され、官公庁、交通機関、病院、飲食店などでの全面禁煙化が広がっています。社会的なタバコ離れが進み、「より一層のタバコ増税を!」という声も聞かれる今は、禁煙を始める絶好のタイミング!

■禁煙1年で心臓病のリスクが半減!

喫煙歴の長さを問わず、タバコをやめれば健康は確実に回復へ向かいます。例えば、心臓病の危険性は禁煙直後から低下しはじめ、1年後には喫煙当時の半分のレベルにまで改善します。
 

■肺や子宮に致命的な病気が…

男性と比較して肺や気道が小さい女性はタバコの害を受けやすく、同じ喫煙量なら男性より肺がんや慢性閉塞性肺疾患が早期に発症することを示唆する研究報告も出されています。またタバコを吸う女性の子宮けい部粘液からは、ニコチンやその体内代謝物質のコチニンが検出され、子宮などの発がん率も高くなります。

■おなかの赤ちゃんに深刻な影響…

喫煙はホルモン分泌などに影響して不妊症の原因に。また、妊娠中にタバコを吸うと子宮・胎盤への血流量と酸素供給量の減少から、おなかにいる赤ちゃんが低酸素状態にさらされ、流産、早産、低体重児出産の危険が1.5~2倍も高くなります。安全出産で元気な赤ちゃんを望むなら、遅くとも妊娠初期までに禁煙を実行すべきです。

■喫煙のツケは、更年期の骨にも!

喫煙は胃腸を悪くしてカルシウムの吸収を妨げます。さらに閉経を早め、骨量維持にはたらく女性ホルモン(エストロゲン)の分泌をいち早く低下させます。
この2つの要因から、喫煙習慣のある女性は更年期以降に骨粗しょう症(骨がスカスカになる病気)を発症しやすくなります。

■乳幼児の突然死は、両親の喫煙原因!

乳幼児をおそう受動喫煙(間接的に煙を吸うこと)の魔の手…。両親ともタバコを吸う家庭では、乳幼児突然死症候群(SIDS)の危険度が4.7倍にも跳ね上がることが、日本の実態調査で確認されました。育児中の禁煙は、母親・父親の重大な使命です。

■吸い続ければ、肺は真っ黒に!

タバコを吸う人の肺には煙にふくまれるタールや炭素などが少しずつたまり、数十年後には肺が真っ黒になるほど汚れてしまいます。それが原因でなる肺がんや、体のいろいろな場所のがん発生率も高くなります。きれいな肺のままで一生をすごしたいなら、今すぐタバコをやめること!

医療保険で禁煙治療する場合

問1. 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。
問2. 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。
問3. 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。
問4. 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、体重増加)
問5. 問4 でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。
問6. 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。
問7. タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
問8. タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
問9. タバコに依存していると感じることがありましたか。
問10. タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか
 
「はい」
が5つ以上
 

禁煙プログラム

禁煙プログラム
準備

禁煙の情報を収集する。
禁煙の動機何度も決意を固める
タイミングのよい禁煙開始日を決定
→仕事や生活が落ち着くとき
→まとまった休みのとき.
→誕生日などの節目.  など


一条クリニック受付
周囲の人に禁煙を宣言する.
ライターや灰皿をすべて処分する.

禁煙開始
タバコが吸いたくなる場所(酒席など)をしばらく避ける.

禁煙外来

受診   初回からの期間  投薬日数
1回目受診                       2W
2回目受診  ( 2週間後)      2W
3回目受診   ( 4週間後)      4W
4回目受診   ( 8週間後)      4W
5回目受診  (12週間後)      終了

●医師・看護師による禁煙指導
禁煙直後の禁断症状を緩和しながら、心身両面でのタバコ
依存症改善をはかる禁煙補助薬療法(チャンピックス)や、
それぞれの喫煙癖に応じた禁煙方法のアドバイスをします

チャンピックスとは

●ご負担について(3割負担の場合

12週間の治療で約2万1千円(薬局分含む)です。
詳しくは、受付にてお問い合わせ下さい
 
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