道北勤医協は、道北の人々の期待に応え患者の立場にたって親切で良い医療を行うことを目的に設立しました。
相次ぐ医療保険制度の改悪によって自己負担額の増加や保険診療外の行為が拡大され、受診の機会を奪われる事態が広がっています。
私たちは「お金のあるなしで命が差別されてはいけない」と無差別平等の医療を掲げています。
医療費の支払いが困難で治療を中断したり、保険料が払えなくて保険証が交付されず、救急車で運ばれてきたときには手遅れの状態という患者さんの事例など、命や健康をまもる私たちにとってこんなに心痛ましいことはありません。
道北勤医協は、社会福祉法第2条第3項に規定する「生活困難者のために無料または低額な料金で診療を行う事業」を一条通病院と一条クリニックにて実施し、経済的理由により適切な医療を受けることができない方々に対し、無料または低額な料金で診療をおこなっています。
経済的な理由により、医療費の支払いが困難である方で、道北勤医協 一条通病院・道北勤医協 一条クリニックを利用した場合に、自己負担金または一部負担金について減額または免除をします。この制度は生活が改善するまでの一時的な措置(期間は一入院期間または月ごとを原則とします)であり、公的な制度の活用を含め問題解決に向けて相談を行います。